マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」は、累計2,000万人以上が利用する日本最大級の恋活・婚活アプリです。
真剣な出会いを求めて多くの男女が登録していますが、その一方で注意が必要なユーザーも少なからず存在します。
「マルチ商法に勧誘された」「既婚者だった」「体目的だった」──
こうした被害に遭わないためには、要注意人物の特徴を知り、事前に見抜く力が必要不可欠です。
この記事では、Pairsに潜む危険ユーザーのタイプと見分け方、実際の事例、遭遇したときの対処法までを網羅的に解説します。
安心・安全にPairsを利用するためのガイドとして、ぜひ参考にしてください。
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Pairs(ペアーズ)に潜む要注意人物とは?

Pairsは信頼性の高いマッチングアプリとして知られていますが、ユーザー数が多い分、悪意ある人物が紛れ込んでいるのも事実です。
運営による監視や通報制度があるとはいえ、全てのリスクをゼロにすることは難しく、自衛が必要です。
ここでいう「要注意人物」とは、以下のような意図を持って利用しているユーザーを指します。
- ビジネスや宗教への勧誘
- 恋人・配偶者がいる既婚者
- 体目当て(ヤリモク)
- 金銭目的(詐欺や搾取)
こうしたユーザーは巧妙に本心を隠して近づいてくるため、プロフィールややり取りの中から小さな違和感を見逃さないことが大切です。
Pairs(ペアーズ)の要注意人物の特徴と見分け方
業者・勧誘目的のユーザーの特徴

Pairsにおける「業者」とは、ネットワークビジネス(マルチ商法)や宗教勧誘、副業案件への誘導などを目的として活動している人物のことです。恋愛を装って近づいてきますが、最終的には外部サイトや対面勧誘へと導かれます。
- 会話が噛み合わないのに褒めてくる
- すぐにLINEやInstagramへの移行を求める
- 「夢を持ってる」「自由な働き方をしてる」など、自己啓発的な話題が多い
- 会話中に「成功者の話」や「すごい人がいる」など他人の話題が頻出
- プロフィールに職業が曖昧(例:「自由業」「経営者」「投資家」など)
- 写真がビジネス系セミナーや高級ホテル風の背景
- 会って間もなく「一緒にやってみない?」と勧誘される
一度でも違和感を覚えたら、LINE交換前にやり取りを終了し、通報も検討しましょう。
既婚者・恋人持ちのユーザーの特徴

既婚者や恋人がいるにもかかわらず、Pairsで不誠実な目的で活動している人も存在します。
相手は身元を隠すのが上手で、最初は理想的なパートナーに見えることも。
- 平日昼間の返信は遅いが、夜中や休日にしか連絡が取れない
- 会うのは必ず夜、またはホテルの近くなど密室になりやすい場所
- 連絡先を教えない・本名を名乗らない
- 「忙しい」「プライベートを干渉しないで」など距離を保ちたがる
- 自宅や職場、友人関係などを明かさない
- 土日・連休などに絶対に会えない
- SNSの更新頻度や交友関係が見えない
- 交際や結婚に関して話題を濁す
真剣な交際を求めている人ほど、プライベート情報をある程度はオープンにするものです。
体目的(ヤリモク)ユーザーの特徴

マッチング後、異常に早い段階で会いたがる・下ネタを混ぜてくるユーザーは、体目的(いわゆるヤリモク)の可能性があります。恋愛を装いながら、一度関係を持つと連絡が取れなくなるケースも。
- マッチ後すぐ「会いたい」「今日ヒマ?」と誘ってくる
- 会う場所が必ず「夜の居酒屋」「個室バー」「自宅」など密室系
- 2通目以降のメッセージで「会ってから決めよう」など、内容が曖昧
- 会話の中で下ネタやボディタッチに関する話題が多い
- 外見に対する褒め言葉が不自然に多い
- 話が表面的・質問に対する返答が短い
- 会話が一貫しておらず、相手の真剣度が感じられない
- LINE交換後、返信のトーンが急に軽くなる
少しでも「焦らされている」と感じたら、慎重に距離を取りましょう。
金銭目的のユーザーの特徴

Pairsには、金銭をだまし取る目的で近づいてくる詐欺ユーザーも存在します。特に投資話、支援交際、家族の病気などを理由にお金を要求してくる人には、絶対に応じてはいけません。
- 高級志向アピール(ブランド品、海外旅行など)
- 短期間で恋愛関係を演出してくる
- 投資話(仮想通貨・FX・海外口座など)に誘導する
- 「家族の治療費が足りない」など感情に訴えてくる
- 金銭の話題が頻出する
- 会ったことがないのに「信用してるからお願い」と頼ってくる
- プロフィール写真が加工強め・やたら整いすぎている
どんなに惹かれても、金銭のやり取りが発生しそうになった時点で即ブロック&通報を。
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Pairs(ペアーズ)で実際に報告されている要注意人物の事例
女性の要注意人物事例


モデル風の女性とマッチング。やり取りも自然で、会った初日に「今の仕事で使っている化粧品、めちゃくちゃいいんだよ」と紹介され、後日Zoomで製品説明を受けることに。気づけばマルチ商法の勧誘を受け、高額な美容キットの購入を求められました。
「真剣な恋愛をしたい」とプロフィールに記載していた20代女性とやり取りを開始。会った後、「家賃が払えない」「一時的でいいから支援してほしい」と頼まれ、お金を振り込んだところ音信不通に。実際はパパ活目的だった。
ほかにも、高級ディナー狙いのご飯目的、プロフィール写真と別人だった写真詐欺などの女性が紛れ込んでいる可能性もあるので要注意しましょう。
男性の要注意人物事例


「誠実そうな雰囲気」の男性と出会い、毎日のようにやり取りを重ねていました。仕事の話や休日の過ごし方なども自然で、2ヶ月ほどで交際に発展。しかし、ある日男性が酔って寝てしまったときにスマホの通知に「家族LINE」の名前が。問い詰めたところ、既婚であることを認め、「でも家庭は冷え切ってる」と言い訳。精神的にも大きなショックを受け。
外見もトークも魅力的な男性とマッチングし、2〜3日のうちに「一度会おう」と誘われました。デートでは優しくリードされ、ホテルに誘われた流れで関係を持ったものの、翌日から急に返信が遅くなり、1週間後にはブロックされていた。
ほかにも、金銭の要求をしてくる悪質なユーザーも紛れ込んでいる恐れがあるので要注意です。恋愛感情を逆手に取る詐欺は男女問わず存在します。
Pairs(ペアーズ)で要注意人物に遭遇しないための対策


具体的な趣味・休日の過ごし方が書かれていたり、日常感溢れる写真は安心材料になりやすいです。
プロフィールからすでに違和感を覚えた場合は、無理にマッチングしない判断も大切です。
- 職業が曖昧・抽象的(例:「自由業」「投資家」「経営者」)
- 写真が不自然に整いすぎている(モデル風、背景が高級ホテルや海外)
- 自己紹介文が短すぎる or 長すぎてテンプレ感がある
- 家族構成や結婚歴に触れていない(既婚者隠しの可能性)
- 自己PRに「価値観の合う人がいれば」「まずはご飯から」など曖昧な表現
メッセージが丁寧で返信のペースも安定しているか、
質問ばかりでなく自然な自己開示もしてくれているかをチェックしましょう。
少しでも「違和感」や「急ぎすぎな態度」を感じたら、様子を見るか会うのを延期しましょう。
- 会話が噛み合わない or 話題を逸らす
- 外部のSNSやLINEへすぐ誘導してくる
- 「今まで何人と会った?」など恋愛経験を探るような質問
- やたら褒めてくる、感情を急に乗せてくる
- 投資・副業・ビジネス・支援などお金に関する話題を出してくる
どれだけオンライン上のやり取りが良好でも、実際に会うと印象が変わることは珍しくありません。
初対面では特に慎重な行動が求められます。
不安を感じたら、無理に長時間一緒に過ごさず、早めに切り上げる勇気も必要です。
- 昼間、人通りの多いカフェやレストランを選ぶ
- 個室や密室、相手の車・自宅などはNG
- 身元や連絡先を相手に明かしすぎない(勤務先や住所など)
- 信頼できる友人にデート日時と場所を伝えておく
- 帰り道を一緒に歩かない・駅で別れるのが基本
Pairs(ペアーズ)で要注意人物に遭遇した場合の対処法


ブロックと通報の方法
Pairsには、悪質ユーザーから身を守るための「ブロック機能」と「通報機能」が備わっています。
万が一、業者やヤリモクなど明らかに規約違反の言動をされた場合は、すぐに対応しましょう。
ブロックとは?
ブロックは、お互いがプロフィール閲覧およびメッセージのやりとりをできなくする機能です。
マッチング前のお相手、マッチングしたお相手のどちらにも利用できます。
ブロックしたお相手は解除できないので、ご注意ください。
通報とは?
利用規約違反行為を行うユーザーを確認したとき、Pairsに報告することができます。
また、場合によっては退会させることも可能です。
- 犯罪行為をしている
- 売春行為をしている
- ビジネス、宣伝、勧誘、体関係の出会いなど、恋愛以外を目的とした使い方をしている
- 会う約束をした後に一方的にキャンセルするような行為があった
- 恐喝や誹謗中傷、お相手が不快になるような言動をする
- 虚偽のプロフィール情報を載せている
- 他人になりすましてアカウントを作成している
- 18歳未満である
- 複数のアカウントを所持している など
違反報告手順
ブロック・違反報告の手順(アプリ版の場合)
マッチングした相手がすでに退会していても、違反報告は行えます。
通報時は、理由(業者・迷惑行為・ヤリモクなど)を詳細に入力しましょう。
証拠がある場合はスクショを添えて通報すると、運営側の対応もスムーズになります。
証拠の保存と警察への相談
被害が重大な場合、特に「金銭トラブル」や「脅迫」「ストーカー被害」などに発展した場合は、警察や専門機関への相談も検討すべきです。
- Pairs内でのメッセージのスクリーンショット
- LINEやSNSでのやり取り内容
- 相手のプロフィール画面(名前・年齢・写真)
- 金銭の振込履歴や送金の証拠
- 会った際の会話記録(録音があると尚可)
- 最寄りの警察署(生活安全課)
- 消費生活センター(詐欺・契約トラブル)
- 弁護士(法的手段を取りたい場合)
安全にPairs(ペアーズ)を利用するためのポイント
相手に少しでも違和感や不信感があれば、マッチング前にスルーする勇気を持ちましょう。「せっかくいいねをくれたから…」という理由だけで進めるのはリスクにつながります。
フルネーム、職場、住所、最寄り駅、電話番号などの個人情報は、信頼関係が築けるまで控えましょう。LINEへの移行も慎重に。
誠実な相手は、すぐに会おうとせず、お互いの価値観や人柄を確かめながら距離を縮めてくれます。焦らず、段階を踏むことが大切です。
嫌な発言・行動をされたら我慢せず、即ブロック・通報も選択肢に入れましょう。相手に気を使う必要は一切ありません。
友人や家族など、信頼できる人に相談できる体制を作っておくと安心です。「誰にも言えない状況」こそが、詐欺やトラブルの温床になります。
Pairs(ペアーズ)で安心してやり取りできる人の特徴【一覧表】
安心してやり取りできる人の特徴をまとめた一覧表です。
あなたがマッチした人は信頼できますか?
一覧表
特徴カテゴリ | 具体的な内容 | 信頼できる理由 |
---|---|---|
メッセージ | 丁寧で一貫性があり 誤字や雑な表現が少ない | 誠実な性格や コミュニケーション力の 高さがうかがえる |
質問・返答の バランスが取れている | 相手に関心があり 会話を楽しんでいる証拠 | |
後の対応 | マッチングすぐに会おうとせず 段階を踏む姿勢 | 焦らず丁寧に関係を 築こうとする意志がある |
LINEやSNSへの 移行が慎重 | セキュリティ意識や 配慮がある証拠 | |
フィール | プロ趣味や生活スタイルが 具体的に記載されている | 嘘や誇張の可能性が低く 実生活のイメージがしやすい |
家族構成や仕事に 自然に触れている | 身元をごまかしていない 安心感がある | |
配慮 | 初デート昼間・人通りの多い 場所を提案する | 相手の安全や不安に 配慮できるタイプ |
デート後の連絡も 丁寧・継続的 | 興味本位ではなく 誠実な関係を望んでいる |
まとめ|Pairs(ペアーズ)で安全に出会いを楽しむために


Pairsは真剣な恋愛・婚活を目指す多くの人に支持されている優良マッチングアプリですが、要注意人物が紛れている可能性もゼロではありません。
- 副業・宗教・マルチ商法などの勧誘業者
- 既婚者・恋人持ちの隠れユーザー
- 体目的(ヤリモク)の軽薄な利用者
- 支援や投資話で金銭をだまし取る詐欺師
- プロフィールの内容に違和感がないか確認
- メッセージのやり取りに不自然さがないか観察
- 会う際は昼間・人目のある場所を選ぶ
- 少しでも危険を感じたら、無理せずブロック・通報
- 丁寧で一貫性のあるメッセージ
- すぐに会おうとしない冷静な対応
- 個人情報を焦って聞いてこない
- 初対面でも相手への配慮がある
安心・安全な出会いを叶えるには、自分自身の判断力と慎重さが最大の防御力になります。
「ちょっと怪しいかも」と感じたら、無理に関係を続けず、自分の心と時間を大切にしてください。
正しい使い方を知っておけば、Pairsはあなたにとって素敵な出会いの場となるはずです。