出会いのチャンスを広げるOmiai。
でも、安心できる相手だけとは限りません。
真剣な恋を探す人と、悪意をもって近づく人──その違いを見抜けるかが、安全利用の鍵です。
この記事で、見極めのポイントと対策法を身につけましょう。

Omiaiにサクラは存在する?
Omiaiにはサクラがいないとされていますが、すべてのユーザーが安心して使えるわけではありません。
サクラと似た行動を取る「業者」や要注意人物が存在します。
ここでは、Omiaiにサクラがいるのかどうかを見極めるために、仕組みや誤解されやすいポイントを整理してお伝えします。
サクラと業者の違いとは?

混同されがちですが、「サクラ」と「業者」はまったくの別物です。
- サクラ:運営側が利益目的で雇う偽会員(例:メッセージのやりとりで課金を促す)
- 業者:外部の第三者が他サイトへの誘導や詐欺などを目的に潜り込む存在
シーン・行動 | サクラの例(※Omiaiにはいない) | 業者の例(Omiaiに潜む可能性あり) |
---|---|---|
💬 マッチ直後のメッセージ | 「よろしくね!たくさん話そうね😊」 「〇〇くん、気になってたよ!」 | 「このアプリ使いにくいからLINEしよ」 「他で話したほうが早いかも」 |
🗣 メッセージの流れ | 「今日はなにしてたの?」 「どんな人がタイプ?」 (親密なやりとりを継続) | 「副業やってる?月10万稼げる方法あるよ」 「まずはこのサイトに登録してね」 |
🔗 外部への誘導 | 基本なし (アプリ内で完結させて 課金を狙う) | LINE ID送信、怪しいURL送信、 外部アプリへの誘導 |
🧠 誘導の狙い・意図 | アプリ内での課金継続、 退会防止 | 金銭詐欺、外部サイト登録、 LINEでの営業・投資・宗教勧誘 |
❌ 会話が終わるタイミング | 長く続けようとする、 返信をやめない | 外部でつながった瞬間に退会 or 返信が止まる |
Omiaiにサクラはいませんが、「業者」はゼロではありません。
そのため運営は24時間体制で監視・通報対応を行っています。
Omiaiにサクラがいない理由
企業リスクとサービス戦略の両面から、存在する合理性がない
サクラ=運営が用意した偽ユーザーによって、有料課金や継続利用を促す存在。
理論上は可能でも、Omiaiでは現実的に使われていないと判断できる2つの理由があります。
① 上場企業グループとしてのリスクが大きすぎる
Omiaiを運営するのは、東証プライム上場企業「エニトグループ」の子会社。
仮にサクラ運用が発覚すれば、社会的信用の失墜、メディア炎上、株価下落、行政指導、法的リスクが一斉に発生します。
② サクラはサービスブランドを壊す“自滅行為”
Omiaiは「真剣な恋活・婚活」を軸に成長してきたサービスです。
信頼性・安全性こそがユーザーに選ばれる最大の理由であり、そこにサクラを仕込めば、中長期的にコアユーザーが離れて市場価値を失うだけです。
つまり、経営戦略的に見てもサクラ運用は真逆の行為。



信頼をベースにしたアプリだからこそ、
“存在しない理由”が明確なのです。
サクラがいると誤解される原因
✔ “普通のこと”がサクラっぽく見えてしまう瞬間がある
実際はいなくても、「これサクラじゃないの?」と感じやすい行動があります。
多くは一般ユーザーや業者によるものですが、体験として“疑わしく見える”ケースをチェック形式でまとめました。
- 一言だけの返信が来て、そのまま既読スルー
- 「よろしくね😊」など誰にでも送れそうな挨拶
- 会話が噛み合わず、返答が不自然
- 会う気があるように見せて突然ブロック
- 返信が早くて定型文っぽい
- プロフィールが整いすぎている



でも実際は…?
多くは“返信が面倒になっただけ”の一般ユーザー
または“外部勧誘を目的とする業者”です(=サクラではない)
Omiaiに潜む要注意人物の種類と特徴
Omiaiは安全性に配慮されたアプリですが、すべてのユーザーが誠実とは限りません。
業者、既婚者、ヤリモク、詐欺目的など、いくつかの“要注意人物”が存在します。
ここでは、それぞれの特徴や行動パターンを明らかにし、危険を見抜くためのヒントを解説していきます。
業者
外部サイトへの誘導を目的とする業者
マッチング後にLINEやURLへ誘導しようとする典型的な業者です。
目的は、有料出会い系サイトや詐欺ページへの誘導で、アクセスや登録をさせることで金銭をだまし取ろうとします。
- 「このアプリ使いづらいからLINEにしよう」「もっと安全なサイトがある」など別の場所に誘導してくる
- プロフにLINE IDや怪しいURLが書いてある
- 外部サイトに登録を促す、メールアドレスやSMS認証を求めてくる
- 話がかみ合っていない、自動返信のような文面



メッセージでURLが送られてきたら、
クリックせずブロック&通報が安全です。
ビジネスや宗教の勧誘を行う業者
会話は一見普通で、親しみやすく好印象ですが、数日後に「人生の話がしたい」「一度会って話せる?」などと切り出してきます。
最終的にセミナーや宗教、マルチ商法に誘導されるケースが多いです。
- 初対面から妙に丁寧で距離が近い
- やたら将来や人生観について話したがる
- 「考え方が変わったきっかけがある」など抽象的な話題が多い
- デートの待ち合わせ場所が「カフェ会」や「セミナー会場」など不自然



言葉遣いが丁寧でも目的が商業的である場合があるため、
曖昧な誘いには応じないようにしましょう。
個人情報を収集する業者
最初からLINE IDや電話番号、勤務先、住まいなどを聞き出そうとしてくるタイプ。
収集した情報は迷惑営業や詐欺、名簿業者への販売に使われます。
- 会話が始まってすぐに「LINE交換しよ」「どこに住んでるの?」など聞いてくる
- SNSや仕事の詳細を執拗に尋ねてくる
- 「仲良くなるために知りたい」と理由をつけて個人情報を求める
- プロフに「LINE交換歓迎」など書いている人にも注意



本名や勤務先、LINE IDなどは
仲良くなるまでは教えないことが鉄則です。
怪しいと感じたら即ブロックしましょう。
既婚者や恋人がいるユーザー
Omiaiでは本人確認が義務づけられていますが、これは「18歳以上の独身証明」ではありません。
そのため、既婚者や恋人がいる状態でも、偽って登録することは技術的に可能です。
- やたらと「平日昼間」しか会おうとしない
- 休日や記念日(クリスマス・年末年始・誕生日)に会えない・連絡が途絶える
- 通話やビデオ通話は避ける(生活音や家族の存在がバレるから)
- 一人暮らしなのに「部屋に呼べない」「写真を撮らせてくれない」



SNSや仕事先、交友関係についても確認しておくと安心です。
ヤリモク(遊び目的)のユーザー
マッチングアプリに潜む代表的なリスク人物です。
真剣な交際を装ってアプローチし、体の関係を持つと急に連絡が途絶える、というパターンが典型的です。
- マッチング後すぐに「会いたい」「今夜どう?」など急な誘い
- 性的な話題を自然な流れで混ぜてくる(「体の相性も大事だよね?」など)
- 初回デートでホテルに誘う、深夜の食事やドライブに誘う
- プロフィールに「恋愛に縛られたくない」「気軽な出会いが希望」などがある



また、最近では「ヤリモクなのに“誠実な人”を演じる」ケースも増えており、言葉遣いが丁寧でも目的が不純なこともあるので、相手の行動と発言の一貫性に注目しましょう。
金銭目的の詐欺師
アプリに潜む“最も悪質”かつ“実害が出やすい”タイプです。
感情に訴える・信頼を得た後にお金の話を持ち出すのが特徴で、典型的な「恋愛詐欺」に該当します。
- 「実家の母が倒れて入院した」「財布を落としたから少しだけ貸して」
- 「出張先で事故に遭った、カードが止まって困ってる」など緊急性を強調する
- 信頼関係を築いた後、投資や副業を持ちかけてくる
- 「このアプリじゃやり取りしづらい」と言って外部の詐欺用LINEアカウントに誘導する
最初は非常に親切で、誠実な印象を与えるのが特徴。
逆に、すぐに恋愛関係を迫ってきたり、急に「人生相談」的なトーンになる相手は警戒しましょう。



実際の詐欺師は「見た目も会話も普通」です。
Omiaiの要注意人物の見分け方
プロフィール写真が不自然に魅力的
美しすぎたり、きれいすぎる画像には要注意!
プロフィール画像がモデル級、背景が高級ホテルや海外などの場合、フリー素材や他人の写真を無断使用している可能性があります。
写真の画質が良すぎる・表情が不自然なども要警戒。


- Instagramに乗ってそうなおしゃれな写真
- 異様にスタイルが良い
- 顔がものすごく美形
- 顔がハッキリしないが雰囲気だけは“イケてる”感じ
- 写真に違和感がある



生成AIの発達により、前よりも簡単に画像が作れてしまうので注意!
自己紹介文に「夢」「仲間」「投資」などのキーワードが多い
「夢を追ってます」「成長できる仲間がほしい」「投資で人生変えたい」など、
ビジネスや宗教などの勧誘目的のアカウントに多く見られるパターンです。
🟫 例:こんな自己紹介に要注意
「今は投資で独立を目指して奮闘中!夢を語れる仲間が欲しいです😊」
「自由なライフスタイルを一緒に叶えましょう!」



抽象的なポジティブワードが並ぶ人は警戒!
すぐにLINEや他の連絡先を聞いてくる
マッチ後すぐに「LINE交換しよう」「インスタやってる?」など、外部連絡に誘導してくる人は業者や個人情報目的の可能性が高いです。
連絡先は焦って交換せず、様子を見るのが安全です。
🟫 例:こんな誘い方には注意
「このアプリ使いづらくて…LINEの方が返しやすいから交換しよ!」
「早めにインスタ繋いでおかない?」



信頼関係ができる前の連絡先要求は危険!
初回のメッセージで外部サイトへの誘導がある
✔ 最初からURLを送ってくる人は即ブロック!
「このアプリ重いからこっちで話さない?」などと、URL付きのメッセージで外部サイトに誘導するのは業者の典型パターン。
誘導先は詐欺サイトや有料課金サイトの可能性が高く、絶対にアクセスしないでください。
🟫 例:典型的な業者の誘導文
「このアプリすぐ落ちちゃうんだよね💦こっちのチャットアプリの方が使いやすいよ!」
→【https://○○chat.live】



最初からURLを送ってくる人は即ブロック!
デートの時間帯が夜に限定されている
「仕事が忙しい」「昼は予定があって無理」など、夜にしか会いたがらない相手は、遊び目的や身バレを避けたい既婚者の可能性があります。
特に初回は昼間のカフェなど、人目のある場所を提案しましょう。
🟫 例:怪しい誘い方
「金曜の夜空いてる?お酒でも飲もうよ〜」
「土曜の深夜なら会えるけど、それ以外は忙しいかも」



夜しか会おうとしない人はヤリモク or 既婚者かも!
Omiaiを安全に利用するための対策
Omiaiは信頼性の高いマッチングアプリですが、安心して使い続けるためにはユーザー自身の工夫も必要です。
ここでは、イエローカード機能の活用、初デートの注意点、個人情報の守り方など、安全に出会いを楽しむための対策をわかりやすく解説します。
イエローカード機能の活用
✔ 要注意ユーザーの“警告サイン”を見逃さない!


Omiaiでは、迷惑行為などの通報が一定数あると、該当ユーザーに「イエローカード」が表示されます。
これにより、過去にトラブルを起こした可能性のある相手を事前に察知することが可能。



やりとり前に必ずチェックする習慣をつけましょう。
ビデオ通話で相手の顔を確認する
✔ 事前に相手の雰囲気を知ればリスクを減らせる!


Omiaiにはアプリ内ビデオ通話機能があります。
直接会う前に一度通話してみることで、プロフィール写真との一致や話し方の印象を確認できます。



なりすましや業者の排除にも役立ちます。
初回のデートは昼間の公共の場所で行う
✔ 人目がある場所・時間帯を選ぶのが基本!


初対面のデートは、昼間のカフェやショッピングモールなど人通りの多い場所を選びましょう。
夜の食事や密室(車など)は避けるのが安全です。



慎重すぎるくらいでちょうどいいと考えてください。
個人情報の取り扱いに注意する
✔ 本名や連絡先は“信頼関係ができるまで”教えない!
マッチングしたばかりの相手にLINE IDや電話番号、勤務先などを伝えるのはリスクが高い行為です。





少しでも不安がある場合は、個人情報の共有を控えるのが正解です。
不審なユーザーは通報・ブロックする
✔ 「ちょっとでも怪しい」と感じたら迷わず行動!


不自然な会話、外部誘導、金銭の話などが出てきたら、ためらわず通報・ブロックしましょう。



あなた自身を守るだけでなく、他のユーザーの被害防止にもつながります。
体験談:Omiaiで実際に遭遇した要注意人物
「気さくに連絡をくれていたのに、急に副業の話を持ちかけられた」
そんな体験をしたユーザーもいます。
このパートでは、Omiaiで実際に起きた3つのトラブル事例を取り上げ、同じような被害に遭わないためのヒントをお届けします。
ケース1:ビジネス勧誘をしてきたユーザー
30代後半のスーツ姿の男性とマッチ。
プロフィールには「経済的にも精神的にも自立した関係を築ける人が理想」と書かれていて、誠実そうな印象でした。
最初のメッセージのやり取りもスムーズで、2~3日後には「お茶でもしませんか?」と誘われました。
実際に会ってみると、話題は徐々に「時間の自由」や「収入の仕組み」にシフト。
「今の仕事、ずっと続けたいですか?」などと言われ、最終的にはネットワークビジネスの話に。
名刺こそ出されませんでしたが、「信頼できる先輩を紹介したい」と言われて、これは完全に“勧誘目的”だと気づきました。



▶︎ 教訓:プロフィールや初回のやり取りで“人生観”や“自由”を強調する人は要注意。
ケース2:外部サイトへの誘導を試みるユーザー
20代後半の女性とマッチ。
モデルのように綺麗な人で、写真は全て1人で写っていて雰囲気もおしゃれ。
メッセージも礼儀正しく、疑いようのない印象でした。
ところが、3通目くらいで「このアプリ使いづらくない?」「こっちのほうが早く返せるから」と言って、LINEのIDと一緒に怪しいURLを送ってきました。念のため検索してみたら、いかにもな出会い系誘導サイト。
そのまま通報・ブロックしました。



教訓:メッセージ序盤でLINEやURLを送ってくる人=99%が業者と思っていいです。
ケース3:既婚者であることを隠していたユーザー
30代前半の男性とマッチ。優しい口調で返信も丁寧、毎日連絡をくれて安心感がありました。
共通の趣味も多く、実際に2回デートをして「本当に真剣に出会いを探してる人だ」と思っていたんですが…
3回目のデートを提案しても「忙しい」とはぐらかされ、その後、夜や土日に一切連絡が取れないことに違和感を覚えました。
こっそりSNSを調べてみたら、奥さんと子供らしき人が写った投稿を発見。完全に既婚者でした。



教訓:「土日・夜に会えない人」「生活感がまったく見えない人」は要警戒。
Omiai以外の安全なマッチングアプリの紹介
「もっと自分に合うアプリを見つけたいけれど、安全性も気になる…」
そんな方に向けて、この章ではOmiai以外で安心して使えるマッチングアプリをピックアップしました。
あなたの理想に近づくための新しい選択肢を見つけてみましょう。
Pairs(ペアーズ)
✅ 国内最大級の会員数で出会いのチャンスが多い!
- 会員数1,000万人以上、20代~30代のユーザーが中心
- 趣味や価値観でつながる「コミュニティ機能」が豊富
- 本人確認・年齢確認が徹底されていて安心
- 恋活・婚活どちらの目的でも使える柔軟さが魅力



📌 おすすめの人
「共通の趣味でつながりたい」
「選択肢が多い中から相性の良い人を探したい」人向け
with(ウィズ)
✅ 心理テストで相性診断!性格重視の出会い
- メンタリストDaiGo監修の性格診断・相性診断機能が人気
- 価値観や性格の相性が高い人をレコメンドしてくれる
- 本人確認はもちろん、24時間365日の監視体制で安心



📌 おすすめの人
「フィーリング重視で相性が合う人と出会いたい」人にぴったり


ゼクシィ縁結び
✅ 婚活に特化!真剣な出会いを探す人向け
- ゼクシィブランドの信頼感+真剣度の高いユーザー層
- コンシェルジュによるデート調整代行サービスが便利
- 20代後半~40代前半の婚活世代が多い
- 女性も有料なので冷やかしが少なく、真面目な出会いが多い



📌 おすすめの人
「結婚を前提とした真剣交際を希望する」人に最適
まとめ
Omiaiにサクラはいない
運営が偽ユーザーを用意するメリットがなく、上場企業としてリスクが高すぎるため。
ただし業者はゼロではない
外部サイト誘導・副業勧誘・個人情報収集などを目的に潜む可能性あり。
- すぐLINEや外部サイトへ誘導
- プロフィール写真が不自然に魅力的
- 投資・夢・自由など抽象的な自己紹介
- 夜しか会えない、休日は連絡が取れない
- イエローカード表示のユーザーは避ける
- ビデオ通話で事前確認
- 初デートは昼間・人目が多い場所で
- 個人情報は信頼できるまで教えない
- 怪しいと思ったら即通報&ブロック



真剣な出会いを探すなら、「慎重すぎるぐらいがちょうどいい」と心得ておきましょう。
安心できる出会いのために、要注意ポイントを意識しながら楽しんでください。

