ギャラ飲みで扶養から外れる?親バレする?原因と対策方法をご紹介
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男性との飲み会に参加する対価として、報酬がもらえるギャラ飲み。
高時給でたくさん稼げると、女性から人気のアルバイトです。
でもなかには、
「ギャラ飲みで稼ぐと扶養から外れる?」
「もし親にバレちゃったら嫌だなぁ…」
と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
結論からお伝えすると、ギャラ飲みで年103万円以上稼ぐと、扶養から外れてしまいます。
ですが、事前に扶養控除の仕組みや注意点を確認しておけば大丈夫!
正しい知識を知っておくことで、親バレせず安心してギャラ飲みで稼げますよ♪
この記事では、扶養控除の条件や、扶養を外れずギャラ飲みする方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
扶養控除って何?3つの条件と扶養が外れるパターンを紹介
扶養控除は簡単にいうと、家族を養っている人の税金の負担が減る制度。
子どもが親の扶養に入っていれば、扶養控除が適用され、親の支払う所得税や住民税が安くなります。
もちろん、子どもの立場なら、自分で税金を払う必要はありません。
親の扶養に入るための条件は、大きく分けて3つ。
- 年齢が16歳以上
- 親に養われている
- アルバイトの収入が年103万円以下
それぞれの条件の内容と、扶養から外れてしまうパターンをご紹介していきますね。
条件1 年齢が16歳以上
親の扶養に入れる年齢は16歳以上。
また、19歳~23歳なら特定扶養控除が適用され、通常よりも多く税金が控除されます。
19歳~23歳は大学や専門学校に通う学生が多く、一番お金がかかる世代。
そのため、通常の扶養控除よりも控除される税金の額が増えるんです。
ただ、扶養控除自体には、年齢の上限がありません。
ギャラ飲みしていても、年齢が原因で扶養から外れることはないので、安心してくださいね。
条件2 親に養われている
扶養から外れないためには、親に養われていなければなりません。
原則は親との同居が条件。
一緒に住むのはもちろん、経済的に親に頼っていれば扶養に入ります。
ただ別居している場合でも、親から学費や生活費の仕送りを受けていればOK。
- 親元を離れて一人暮らししている
- 親から仕送りをもらっていない
こんなギャラ飲み女子は、扶養から外れる可能性があるので注意が必要です。
条件3 アルバイトの収入が年103万円以下
親の扶養に入るためには、アルバイトの収入を年103万円以下におさえるのが条件です。
103万円は、所得税を納付しないですむ収入の上限額。
ギャラ飲みで稼いだ金額が103万円を超えると、親の扶養から外れます。
すると扶養控除が適用されなくなり、親の支払う税金が増加。
さらに稼いだ金額に応じて、自分でも税金を支払わなければなりません。
稼ぎすぎていつの間にか扶養から外れていた…なんてことがないよう気を付けましょう。
扶養控除から外れたらどうなる?2つのデメリットとは
親にギャラ飲みで稼いでいるのがバレる
扶養控除から外れると、親にギャラ飲みがバレる可能性が高いです。
たとえば、あなたが20歳で親の扶養に入っていた場合、特定扶養控除が適用され、親は収入から63万円控除できます。
ですが、あなたが扶養から外れたら、63万円もあった控除が一気になくなることに…。
急に払う税金が増えたら、多くの親は「一体何のアルバイトをして103万円以上も稼いだのか?」と聞いてくるはず。
もちろん、コンビニやファミレスなど一般的なアルバイトでも、毎日のようにシフトに入れば、103万円以上稼げます。
ですが、ギャラ飲みは1回の飲み会に参加するだけで数万円稼げるアルバイト。
アルバイトで忙しい様子がなかったのに、どうやってそんなに稼いだの?と問い詰められる可能性も…。
実際に、扶養控除から外れたことがきっかけで、ギャラ飲みが親バレするケースは多いんですよ。
自分で税金を支払う必要がある
扶養控除から外れると、親の払う税金が増えるだけでなく、稼いだ金額に応じて自分で税金を払わないといけません。
稼いだ金額が大きくなるほど税率も上がり、支払う税金も増加。
年126万円以上で住民税、130万円以上で所得税を納める必要があります。
なかには「自分で税務署に申告しなかったら、バレないんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、ギャラ飲みで稼いだお金を給料として受け取ると、給与を支払っている会社は、給与支払い報告書を自治体に提出します。
税務署は、自治体に提出された情報を照会し、国民一人ひとりの給料を調査。
その結果、自分で金額を申告しなくても、103万円以上稼ぐと税務署にバレてしまうんです。
扶養から外れずにギャラ飲みするには?対策法を紹介
ギャラ飲みの収入を年103万円以下におさえる
扶養から外れずにギャラ飲みしたいなら、稼ぐ金額を年103万円以下におさえましょう。
大体月8万円ぐらいにおさえれば、扶養から外れず、税金もかかりません。
ギャラ飲みの収入を確認する時は、給与の総支給額で計算します。
税金が引かれた手取りの金額ではないので、注意してくださいね。
自分がいくら稼いでいるのか、金額はしっかり把握しておくようにしましょう。
ギャラ飲みにかかった費用を経費で計上し、所得をおさえる
扶養から外れないためには、ギャラ飲みにかかった費用を経費として計上し、所得をおさえるのも一つの手です。
所得税は所得の金額に応じて税率がかかります。
つまり、ギャラ飲みの収入から経費をひいた所得の金額がゼロなら、所得税を支払う必要はなく、扶養からも外れません。
ギャラ飲みでかかった洋服代や、タクシー代などの交通費は経費として計上できます。
控除額103万円と合わせて計上すれば、所得をおさえられますよ。
経費の計上には確定申告が必要です。
確定申告とは、1年間の所得からかかる税金を計算して、税務署に報告する手続きのこと。
具体的な所得の計算方法は以下になります。
例)ギャラ飲みの収入が110万円の場合
- 基礎控除103万円を超えた7万円の所得に対し、所得税がかかる
ギャラ飲みの収入(110万円)-控除額(103万円)=所得(7万円)
↓
- 7万円分を経費として計上すると、所得はゼロになり、税金がかからない
ギャラ飲みの収入(110万円)-控除額(103万円)-経費(7万円)=所得(0万円)
なお、経費の申請には領収書やレシートが必要です。
忘れずにもらって保管しておきましょうね。
ギャラ飲みで稼ぎたい女性のみなさまへ…
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
扶養控除の条件や、扶養を外れずにギャラ飲みする方法をご紹介しました。
ここまで読んだ方のなかには
「税金に関わる制度ってなんか難しい…」
「自分で調べてもよくわからなくて不安…」
こんな風に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに税金関係の制度って、金額の計算や、難しい用語がたくさんあってわかりにくいですね。
当サイトWANNAでは、扶養控除など、税金に関わる制度に詳しいスタッフが、みなさまをしっかりサポート。
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